• ishino miho

「ポートランドインタビュー」No.3

「ポートランドインタビュー」No.3 ⦿清水ひろゆき氏 (米国ビジネスコンサルタント)

http://shogyokai.jp/ud/author/59e06792776561784a000000 ⦿インタビュアー サントアンの別所

No.2の続きです。 -------------------------------------------------

⦿サントアン別所 ―前回、オーガニックの定義やオーガニック運動の起こりについて清水さんにお聞きしました。  その中でオーガニックが日本に渡るときに“あるブーム”に乗っかって浸透したとおっしゃっていましたが、あるブームってなんですか?

⦿清水氏 「それはヨガやピラティスといった“健康、フィットネスブーム”からです。  そこにスタイリッシュさをリンクさせたファッション業界から、徐々にオーガニックブームの情報が入ってくるようになりました。」

⦿サントアン別所 ―“かっこいい”からですか・・・  それは、素材や美味しさにリンクしてこないんじゃないでしょうか・・・

⦿清水氏 「そうですね。“なんとなく”や“かっこいい”から始まっている事により一般の方がいろいろな情報に翻弄されてしまっているのはあるでしょうね。  アメリカでは、60年代~70年代にサンフランシスコから始まったヒッピー文化における『ラブ&ピース』文化が始まりに大きく関係しています。地球や環境、人に優しい考え方がオーガニックと通ずるところがあったのでしょう。」

⦿サントアン別所 ―浸透の仕方が日本とアメリカでは全然違いますね。  でもヒッピー文化は結構早くに終息してしまったように思うのですが、その後に本格化する要因があったのでしょうか?

⦿清水氏 「はい、アメリカのオーガニックに大きく貢献したブームは、80年代にアメリカで生まれたスターバックスからなる”コーヒーのこだわりブーム”です。1900年代にインスタントコーヒーが出来上がり、一般に珈琲という飲み物が広まりました。その後スターバックスが出来、民衆が珈琲の風味を重視するようになります。そして、コーヒー本来の価値を見直すコーヒーのサードウェーブ、フェアトレードのスペシャリティコーヒーと発展していったのです。美味しさ、環境や人への配慮の再定義が、コーヒーを通して一般になされていったのです。」

⦿サントアン別所 ―たしかに!スターバックスなどのコーヒーショップからオーガニックやディカフェ、フェアトレード等の言葉をみる機会が多い気がします。  なるほど、日本にスタバが来たのが1990年代後半。それは10~20年浸透が遅いわけですね。  アメリカのポートランドの写真を見ると、とてもスタイリッシュな街づくりに感じます。みんなセンスがいいんですよね。なんででしょう?

⦿清水氏 「それは、ポートランドに若者が多いからではないでしょうか。ポートランドの平均年齢は36.4歳でアメリカの中でも上位にランキングしています。」

⦿サントアン別所 ―え!そんなに若いんですか!?日本と10歳近く違うじゃないですか!(日本45.9歳)  なんでなんだろう・・・

 次回は最終回、今後の日本のオーガニックについて、消費者が出来ることなどお伺いします

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